遺品整理を遺品整理士や不用品回収者に頼むのは怖くて。役所や士業などに頼むことはできないのでしょうか?
「遺品整理」が他で扱っていないか、調べてみました。
遺品整理をするにあたって遺品業者以外でお願いできないかと考えている方もいるのでは…と思い、今回は
役所や士業では「遺品整理」をどのように取り扱っているのか?
について調べてみました。
「遺品整理」を単なる不用品ではなく、貴重品として取り扱ってくれる場所があるのか知りたいと思っている方に読んでいただきたい記事です。
目次
役所に問い合わせてみる
試しに近くの行政(市役所)に「遺品整理」について問い合わせてみたところ、どこか民間の業者をこちらからお教えすることはできませんと言われてしまいました。
ネットで調べると行政から紹介されたという遺品整理業者の話がいくつかありましたが、それはどうやら身寄りのない人の遺品整理だったりで行政が介入した場合の特殊な例なようです。
多くの人にとって「遺品整理」は初めての経験となります。自分で遺品整理をしようにもどのようにしたらいいかわからず、まずは市役所や福祉施設といった行政などに相談をする人も多いと思うのですが、基本的にはネットで自力で民間業者を調べるしかなさそうです。
古物商に問い合わせてみる
古物商の方が「遺品整理」をされているか調べたところ、不用品回収業者や遺品整理業者と提携している古物商業者が多いようです。
それゆえ、古物商に「遺品整理をお願いしたいのですが」と問い合わせた際は、自分が提携している遺品整理業者を勧めてくれるという流れになります。
もしすでに信頼している古物商がある場合は、その人経由で業者を紹介していただくのが安心できるかと思います。
懇意にしている古物商などがいない場合、明らかに高価な貴金属や骨董品などがある場合は、デパートの外商に相談してみることをオススメします。安心なうえに、予想以上の高値がつくかもしれません。
士業に問い合わせてみる
ネットで調べていて面白いと感じたのが「司法書士専門」や「弁護士専門」の不用品回収サービス、生前整理・遺品整理サービス(士業お助け隊)の存在。
それだけ遺品整理と士業は密接な関係にあるということです。
先にあげた行政と同じく、行政書士・司法書士・弁護士・税理士それぞれの業務の上で「遺品整理」を相談されるパターンがあるようで、いがいと各々懇意にする遺品整理業者がいるようです。
士業の人達の本来の業務は書類作成等なので「遺品整理」を相談しても困られるのではないか?と思われるかもしれませんが、近年はそういった相談が多いのできちんと対応してくださるようです。
もし、故人と縁のある税理士の方などがいらした場合は、良い方法をご存じかも知れませんので是非相談してみたらいいと思います。
遺品整理業の人達からは出てこないような、遺品の最適な遺し方を提案してくださるかもしれません。
もし税理士をお探しでしたら、【税理士ドットコム】のようなサービスもありますのでお問い合わせしてみてはいかがでしょうか。相続税でお悩みの方にも良いかと思います。
著名な故人の場合は特に、できるだけ「遺品整理」は行政や士業や故人のことを良く知る人に相談することをオススメします。
まとめ
いかがでしたか?今回は、
役所や士業では「遺品整理」をどのように取り扱っているのか?
について調べてみました。
調べたところ、懇意にしている古物商や士業の方がいるなら、まずそこに相談するのがいいという結論になりました。
「別の業種だから何も知らない」と言われるかと思いきや、提携している業者を紹介してもらえることがあるということがわかりました。ただ、完全に信頼しきらず、他でも数社見積りを出してもらう等、「遺品整理」は慎重にしていただきたいと思います。
この記事があなたの「遺品整理」のお役に立てたら嬉しいです。
コメント