「遺品整理」で整理しなくてはいけないものが多くて悩んでいます。
遺品が多いと片付けはじめるのに躊躇してしまいますよね。そんな時どうしたらいいかを考えてみました。
遺品整理をしなくてはいけないのだけれども、物が多くてどうしたらいいかと悩んでいる方もいるのでは…と思い、今回は
「遺品整理」で物が多くて困った時の対処法について
をまとめました。
たくさんある「遺品」を一体どう整理したらいいんだろう?と悩んでいる方に読んでいただきたい記事です。
目次
大量にある「遺品」の片付け方
① 「遺言書」を見つける
以下の記事でも書きましたが、
まず真っ先に見つけるべき遺品が「遺言書」になります。それを見つけて相続人全員の了承を得た上で片付けを始めます。
② 大きな家具から片付ける
一部屋、できればリビングを広く開けるために、大きな家具を一ヵ所に集め、リサイクルセンターに引き取ってもらいましょう。理由は以下に詳しく書きました。
その際、洗濯機や冷蔵庫、ベッドもリビングにまるめるなり、リサイクル業者が来た際に片付けてもらうと、よりすっきりします。
故人が著名な場合であっても、ベッドや洗濯機を保存公開することはまずないです。
「遺品」が貴重である場合は、ぜひ記念館を作ったり寄贈したりを考えてください。
③ 洗面台、トイレ、玄関、廊下などを整理する
次に広くなったリビングに、小部屋以外の場所の遺品を一気に集めて、各々の場所を清掃してください。
この辺りの品はまず遺しておく価値がある遺品は少ないと思われますので、そこまで悩まずに作業ができるかと思います。
ここまでで、大量にあると思っていた「遺品」がかなり減っていることに気づくかと思います。残りは小部屋の片づけですみます。
④ 小部屋を整理する
できるだけ、小部屋から一度広い場所に遺品を移動させてから、要不要を確認するようにしましょう。
小部屋のその場でゴミ袋に入れていってしまうと、間違いが起きてしまう可能性が高まります。
広い場所を「要るもの」「不要なもの」「再確認するもの」の3ヶ所のブロックに分け、そこに遺品を一度置き、その後「要るもの」を別の場所(すでにキレイにした場所を「要るもの置き場」とするのが良いかと思います)に移動させます。
そして残った「再確認するもの」をじっくり選別したあと、「不要なもの」を合わせて不用品業者かリサイクル業者に引き取ってもらいましょう。
この際注意なのですが、遺族の皆が「要らない」と判断したものでも、世の中には必要なものが存在します。
そういった遺品はひと手間かかりますが、ぜひ寄贈していただければと思います。
慣れない作業で大変かとは思いますが、一度手放してしまうと二度と手に入らなくなるので、気をつけて作業しましょう。
まとめ
いかがでしたか?今回は、
「遺品整理」で物が多くて困った時の対処法について
をまとめました。
大量の「遺品」でも本当に必要な大切な遺品はそこまで多くないものです。「まだ使えそうだから」ではなく「もう手に入らないもの」のみを遺すようにしましょう。
この記事があなたの「遺品整理」のお役に立てたら嬉しいです。
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